角や牙を持つ昆虫の標本に見入る子どもたち=11日、長岡市の市科学博物館

角や牙を持つ昆虫の標本に見入る子どもたち=11日、長岡市の市科学博物館

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世界のカブトムシ、クワガタムシ大集合 長岡・科学博物館

新潟日報(2020年7月13日)

 カブトムシやクワガタムシなど、角や牙を持つ昆虫を集めた企画展が、新潟県長岡市幸町2の市科学博物館で開かれている。昨年、新種登録されたオオズマルネブトクワガタなど世界中の昆虫標本が並び、訪れた親子連れが見入っている。

 科学博物館が所蔵している標本を中心に、東南アジアや南米、アフリカなどの約1500種3千匹を並べた。角を持たない雄のカブトムシや、大きな牙を持つコガネムシの仲間もある。

 バヌアツで採取されたオオズマルネブトクワガタは世界初公開という。学芸員の星野光之介さん(28)は「角があるからカブトムシとは限らない。意外性を楽しみながら学んでほしい」と語る。

 長岡市三ツ郷屋2の小学2年の男子児童(8)は「金色のクワガタがかっこよかった。昆虫にはいろんな種類があって興味が湧いた」と笑顔だった。

 9月6日まで。第1、3月曜休み。無料。問い合わせは科学博物館、0258(32)0546。

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