東京・お台場のライブハウス「Zepp Tokyo」がなくなる?――7月1日、Twitterでこんなうわさが広がった。
ITmedia NEWSがZepp Tokyoに確かめたところ、担当者は「正式には決まっていないが、パレットタウン(Zepp Tokyoのある複合施設)全体が変わることは耳にしている」と述べるにとどめた。
Zepp Tokyoは1999年にオープンした、最大2709人収容(スタンディング時)のライブハウスで、国内外のアーティストのライブが毎日のように行われてきた。ここ最近は新型コロナウイルス感染症の影響で休業していたが、6月23日から段階的に営業を再開している。
Zepp Tokyoが入居する「パレットタウン」は、ショッピングモール「ヴィーナスフォート」や、トヨタ自動車のショールーム「メガウェブ」などがある複合型娯楽施設だ。1996年に開催予定だったがとん挫した「世界都市博覧会」の予定地を、森ビルとトヨタ自動車が都から借りて作った施設で、08年に都は、パレットタウンの土地を両社に売却していた。
6月30日付の日本経済新聞は、トヨタと森ビルが、パレットタウンの再開発に乗り出しており、メガウェブやヴィーナスフォートの建て替えを検討していると報じた。メガウェブの隣にあるZepp Tokyoや観覧車がどうなるかは書かれていない。トヨタ自動車にも取材したが、コメントは得られなかった。
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