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Googleのサービスが軒並みダウン? 日本以外でも(UPDATE:9月25日午前11時ごろ、ほぼ復旧)

» 2020年09月25日 10時42分 公開
[ITmedia]

 米Googleの一連のサービスが日本時間の9月25日午前10時ごろから使えなくなっている。本稿執筆現在、Googleからはまだ正式な発表はないが、世界中の主要なサービスの障害状況を把握し、表示しているDowndetector.comによると、Google検索、Googleドライブ、Gmail、YouTube、YouTube Music、Nest、Google Play Store、Googleカレンダー、Stadia、Google Analytis、Google Cloudなどがほぼ同時にアクセスしにくくなっているようだ。

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 Google自体のステータスダッシュボードにはまだ問題は報告されていないが、Twitter上には#googledownで多数の投稿が寄せられている。

 本稿筆者もYouTube MusicのストリーミングをNestスピーカーで流していたのが突然途絶えたのでこのダウン状況に気づいた次第だ。

【UPDATE】日本時間の午前11時少し前、Googleのダッシュボードにも問題報告が表示された。それによると、問題は日本時間の午前10時25分に始まり(その後午前9時58分に修正された)、Cloud Run、Firestore Watch、Cloud SQL、Cloud Spanner、GKE、Cloud Logging、Cloud Monitoring、Cloud Consoleなどが影響を受けているという。11時半までに詳細情報を提供するとしているので、この記事も更新する予定だ。

【UPDATE2】午前11時半現在、Downdetector.comによると、サービスはほぼ復旧したようだ。Googleのダッシュボードには、12時ごろに詳細を報告する、とある。

【UPDATE3】Googleは日本時間の26日午前6時ごろ、ダッシュボードに「内部調査が完了したら、GCPとG Suiteの両方の影響を含む、このインシデントの詳細なレポートを提供する」と表示した。

【UPDATE4】Gogoleは米太平洋時間の9月30日午後9時55分、今回のインシデントについて詳解した。主な原因は、一部のGoogleフロントエンド(GFE)での断続的な障害だった。GFEにはソフトウェアと操作手順の両方で多層防御を設けているが、さらなる対策を追加した。

 Googleは、このインシデントの結果としてSLA違反が発生したと思われる場合は、SLAクレジットリクエストを入力するよう顧客に呼び掛けている。

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