マクドナルドは10月13日、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)とのコラボレーションを終了すると発表しました。17日には全国のマクドナルドに設置しているジムやポケストップ、約2900カ所がゲーム内から消去されます。
マクドナルドはポケモンGOがリリースされた2016年からコラボレーションしている古参パートナー。ポケストップやジムも、駅前など便利な場所に数多くあり、EXジムとして「ミュウツー」や「レジギガス」と戦った特別なレイドバトルでもお世話になりました(EXレイドは現在休止中)。
暑い日も、寒い日も、マクドナルドに入れば快適にプレイでき、温かい飲み物や食事もあります(有料)。歩き疲れた全国のトレーナーにとってオアシスだったといっても過言ではありません。
2018年に行われた初のスペシャルウィークエンド(スポンサー企業とポケモンGOが共同で実施するイベント)では、当時マクドナルドが売り出していた「ロコモコ夏セット」に参加券が付き、店頭に買いに走ったことも良い思い出です。もっとも、印象に残ったのはバーガーではなく鮮やかなドリンクの色でしたが。
2019年の10月にはマクドナルドのジムで2週間限定のギラティナ(アナザーフォルム)伝説レイドバトルがありました。期間中、マクドナルドでは「トレーナー応援セット」を販売しました。
応援セットは、アップルパイとドリンクで200円。いつもの缶コーヒーにちょっとプラスするだけで買える手頃な価格設定がうれしかったです。アップルパイをチョイスした理由が「食べるときに手が汚れずスマホを操作できるから」と聞き、なるほどと思ったことも憶えています。
ポケモンGOでは、2020年1月に「TSUTAYA」がスポンサー契約を終了し、2019年12月には「イオン」が一部を残して多くのジム・ポケストップを削除しました。マクドナルドはイオンと同様に地域によっては数少ない貴重なジムやポケストップでしたし、イベントなどを通じてトレーナーに寄り添ってくれたスポンサーでもありました。SNSなどにコラボ終了を惜しむ声と同時に感謝の声が多いのも頷けます。
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