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マツダ787Bル・マン優勝車のスポンサーで知られる「レナウン」が経営破綻。コロナの影響

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、1991ル・マン24時間総合優勝マシンのカラーリングとして知られるレナウンが倒産に追い込まれた。

Le mans Winning Mazda 787B

写真:: Daniel James Smith

 1991年のル・マン24時間レースで総合優勝を飾った55号車マツダ787Bのスポンサーとして知られる大手アパレルメーカーの株式会社レナウンが民事再生手続きを開始したことを明らかにした。新型コロナウイルスによる急激な売り上げの落ち込みが原因だという。

 1902年に創業したレナウンは、1980年代後半からモータースポーツへスポンサーとして進出。当時ル・マン24時間レースに挑戦していたマツダをサポートし、オレンジと緑のカラーリングが徐々に定着していった。スポンサーを始めた頃は同社のスポーツブランドである「CHARGE」のロゴが大きく描かれていたが、1991年のル・マン24時間では18号車と56号車が白と青の“マツダカラー”で参戦し、55号車のみがこのカラーリングを採用。さらに、これまでとは少し異なり「RENOWN」のロゴが目立つデザインとなった。

 この年の55号車はフォルカー・ヴァイドラー/ジョニー・ハーバート/ベルトラン・ガショーの布陣で臨み、メルセデスやジャガー、プジョーといった強豪を退け、日本車として初めてのル・マン24時間総合優勝を飾った。なお、優勝車に関しては現在も動態保存されており、印象的なオレンジと緑の“レナウンカラー”のマシンは、日本のみならず世界中のファンから愛されている。

 しかし、レナウンは昨年10月の消費増税に伴い業績が低迷し、今年初めから世界中で感染が拡大した新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出されたことで、主要百貨店が臨時休業。これにより売り上げが著しく落ち込んでしまった。そして5月15日付けで民事再生の手続きを開始したことを公式ホームページで発表。事実上の倒産となる。負債総額は138億円余りとなっている。

 日本車として初めてル・マン24時間を制した車両のスポンサーを務めていたということで、モータースポーツファンにとっても馴染みのあるレナウン。そのレナウンが新型コロナウイルスの影響で倒産に追い込まれたということで、SNS等ではファンから驚きの声が相次いでいる。

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