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ジャスティンが実力発揮で今季初表彰台に
1月6日に2018年初の大会となる第4戦カルガリー大会が行われた。女子は1位ブリテニー・コックス(AUS)、2位ペリーヌ・ラフォン(FRA)、3位ジャスティン・デュフォー-ラポイント(CAN)という昨季の総合順位と同じ結果に。実力者ジャスティンが4戦目にして本来の力を出すことに成功した印象だ。
男子はミカエル・キングスベリー(CAN)が連勝記録を更新し(11連勝)不動の1位、これに2戦連続2位のドミトリー・レイヒャルド(KAN)、マット・グラハム(AUS)が続いた。この第4戦の上位3名がそのまま現在の総合トップ3でもある。昨季総合2位のベンジャミン・キャベ(FRA)は絶不調で(現在総合18位)、そのポジションをレイヒャルドが奪った形となる。
第4戦までを終えて、今季の勢力図がなんとなく見えてきたといえるだろう。
平昌に向けて存在感を示すアジア勢
カルガリー大会では、遠藤尚(JPN)が4位、チェ・ジェウ(KOR)が5位。ジェウはこれまで4戦すべてスーパーファイナルに進んでおり、自国五輪に向けて飛躍的な実力アップを果たしたことを証明している。日本勢はほかに堀島行真(12位)、西伸幸(13位)、原大智(15位)、四方元幾(16位)と、遠藤も含め6選手中5名が決勝に進出。キングスベリーに迫る位置にいるレイヒャルドも併せ、決勝進出の16名中7名がアジアの選手という過去にないリザルトになった。選手数が多いため国別ポイント争いでは日本が強いが、個人単位でみれば、アジアのモーグルシーンは日本・カザフスタン・韓国の3強時代を迎えているのだ。過去の五輪では開催国からメダリストが生まれていることが多く、ジェウのメダル獲得は決して非現実的な話ではない。また、時差の面で日本勢(時差ナシ)、カザフスタン勢(3時間差=地区による)は、欧米勢に比べ有利となる。さて、平昌五輪ではアジア旋風が巻き起こるか!?
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