激戦制し思い熱く 箱根町議選当選者に証書

 24日に投開票された箱根町議選(定数14)の当選証書授与式が25日、町役場で行われた。2人が落選する選挙戦を勝ち抜いた現職13人、新人1人が当選証書を受け取った。

 5日間の舌戦を終え、この日は笑顔で声を掛け合うなど和やかな雰囲気で行われた。新人で唯一当選を果たした勝俣泰彦氏(61)は「思ったより票が伸びなかった。もっと時間が欲しかった」と振り返り、旅館業を営む立場として「地に足を着けて、しっかりとインバウンド対策をやっていきたい」と力を込めた。

 600票を獲得し、トップ当選した山田和江氏(65)は「重い責任を担った。心新たに4年間頑張りたい」と意気込んだ。学校給食無償化などの公約については「着実に実行し、町民が住み着く町にしていきたい」と語った。

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