祝って満開、人口150万突破 川崎駅地下街で「花展」

 川崎市の人口が4月に150万人を突破したことを記念し、生け花とフラワーデザインの作品を集めた初の「花展」(同市主催)が18日、川崎駅東口の地下街アゼリアで始まった。入場無料で19日まで。

 ドライフラワーやマニキュアなどさまざまな素材の花をアレンジし室内装飾用に仕立てたフラワーデザインなど約60点を展示。カリタス女子中高校や洗足学園中高校などの華道部や各区の文化協会などの会員らが「音楽のまち」など川崎をテーマにした作品に仕上げた。訪れた買い物客らは熱心に見入っていた。

 菊地義雄副市長は、同市の歴史を紹介しながら「100年後の川崎など、いろいろな思いを込めて作っていただいた。ぜひ多くの方に見てほしい」とあいさつ。市フラワーデザイン協議会の高橋美子会長も「150万人のお祝いが華やかになってよかった」と話していた。

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