日本刀、十数振りが盗難か 茅ケ崎の住宅から

 20日午後0時45分ごろ、茅ケ崎市浜之郷の住宅で「刀がなくなった」と110番通報があった。茅ケ崎署によると、今月14日に死亡した男性が所持していた日本刀の可能性もあり、同署が窃盗事件として調べている。

 同署によると、1人暮らしだった男性の死後、都内に住む長男(42)が在宅。19日午前9時ごろから20日午後0時40分ごろにかけて外出した際、十数振りあった刀が2振りを残してなくなっていた。残る2振りは登録証から日本刀とみられる。

 男性は刀を室内に飾ったり、箱に入れて保管したりしていた。日本刀を所有する際には都道府県教育委員会が発行する登録証が必要で、同署は各地の教委に照会するなどして被害状況などを確認する。

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