三浦半島リレーウオーク、日程など検討へ 横須賀市

 横須賀市の上地克明市長は24日、鎌倉、逗子、三浦、葉山の3市1町と連携し、楽しく健康づくりをしながら地域の魅力を再確認する「三浦半島リレーウオーク」を開催することを、同日開かれた「三浦半島サミット」で提案した。他の首長から異論は出ず、具体的な日程などを今後検討することになった。

 サミットは三浦半島の振興策や地域課題について、4市1町の首長が意見交換する場。ヴェルクよこすか(横須賀市日の出町)で開かれた今回は、「未病改善」を主なテーマに、それぞれの取り組みや今後の展開などを話し合い、その中で上地市長が提案した。

 リレーウオークは三浦市を出発して西海岸を北上するコースを想定し、ゴールで地元の名産品を参加賞として提供するという。

 会合ではそのほか、逗子市の平井竜一市長は「三浦半島は県内でも高齢化率が高い。健康を増進しながら安心して暮らせる地域づくりを進める必要がある」と説明。待ち時間に血圧や血管年齢などを測定できる「未病センター」と呼ばれるスペースを、市役所と逗子アリーナに設けていることなどを紹介した。

「未病改善」をテーマに各自治体のトップが意見交換した三浦半島サミット=ヴェルクよこすか

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