神戸のアンダーグラウンド 訪ねてみたいモトコー6選 (2) |
更新日:2016年12月20日
「モトコー」の愛称で親しまれる神戸・元町高架通商店街。戦後の闇市の匂いを残しつつ、ファッションや音楽の流行発信地でもある不思議な通りは今、再整備計画に揺れています。地元の人たちやマニアをひきつけて離さない密集する店舗の中から、6つの名店をご紹介します。
4.現役ワープロの宝庫 シンワ
数々のワープロはもちろん、全部“現役”=神戸市中央区元町高架通、モトコー4番街
スマホ世代の人にはタイムスリップした感覚かも? しかし、並ぶのは立派な現役品ばかり。パソコンやタブレットが普及しても、ワープロ一筋の愛用者は多いようです。そんな人たちの味方、中古専門店には200台近い在庫が“健在”です。最新機種の年代はなんと…。
【モトコー訪ねてみたい店】シンワ
5.時計師、時男さんのいる店 吉田時計店
ガラスケースを前に常連客を待つ吉田時男さん=神戸市中央区元町高架通、モトコー7番街(撮影・大森 武)
修理用ルーペを付け、小さな基盤をのぞきこむ店主の名は、吉田“時男”さん。職人の腕を頼り、94歳の常連客がいまだに足を運ぶそうです。
【モトコー訪ねてみたい店】吉田時計店
6.リスト化できない豊富な品数 イカリヤ
店先に飾られた迷彩柄の軍服やグッズ=神戸市中央区元町高架通、モトコー7番街
堂々と掲げられた「関西で一番安い U.Sミリタリーショップ」の看板。モトコーに3店舗を展開するので、一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか。神戸の進駐軍から払い下げられた軍服やジーンズを闇市で扱ったのが始まり。品数は? リスト化しようと2800までは数えたというのですが…。
【モトコー訪ねてみたい店】ミリタリーショップイカリヤ