つぎつぎと新しいサービスが立ち上がり、たくさんの選択肢から選べるようになった格安スマホ。家電量販店の携帯電話売り場では格安スマホコーナーに広いスペースが割かれ、幅広いユーザーが1台目のスマートフォンとして格安スマホを契約するようになりました。

格安スマホのブランドは急速に増えており、2017年3月に公表された総務省の「 電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(別紙PDF)」によると、600社以上もの事業者が格安スマホ(格安SIM)を提供しています。このなかから、自分にあった格安スマホを選ぶのはかなり大変でしょう。

そこで、シンプルにコストパフォーマンスの高い格安スマホを探している人のために、ライフハッカーが考える3つの重視すべきポイントをご紹介します。

1.料金をチェックするならデータ通信ではなく音声通話を!

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格安スマホを検討する最大の理由は、月々の携帯電話料金を抑えることでしょう。格安スマホのデータ通信の料金は、通信するデータ量に応じて利用者が選べるようになっていますので、どこを選んでもおおむね満足できるのではないでしょうか。

いま格安スマホを選ぶなら、チェックすべきは音声通話の料金です。というのも、格安スマホの音声通話料金は、かけ放題のオプションサービスに入らない場合、やや高めの20円/30秒が主流。スマートフォンで通話はほとんどしないと思って契約しても、予想外の連絡で長電話をしてしまうと、翌月の支払いが思ったより高くなることもあります。

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なお、格安スマホの中には、音声通話を重視しているブランドもあります。たとえばワイモバイルの「スマホプラン」は、10分以内の国内通話が何回かけても無料*1。オプションではなく、最初からプランに組み込まれているので、追加料金もかかりません。

*1 一部、対象外通話あり。

ワイモバイルの料金プランは非常にシンプルです。スマートフォン向けの「スマホプラン」は上記の話し放題をベースに、データ通信容量別にS/M/Lの3プランが用意されています。1カ月の高速データ通信容量が2GB*2の「スマホプラン S」は、月額基本使用料が1年目は1980円(「ワンキュッパ割*3」「スマホプラン割引*4」適用時。2年目以降は2980円)。

よほど込み入った用件でない限り、ほとんどの通話は10分以内で終わるはず。オプション料金なしで10分かけ放題のワイモバイルなら、月々の携帯電話料金をイメージ通りに安くできるでしょう。

*2 「データ容量2倍キャンペーン(2年間)」適用時。本キャンペーンは新規・MNP(番号移行含む)・契約変更のお客さまが対象です。

*3 「ワンキュッパ割」は、新規・MNP、対象料金プランからの契約変更でお申込みの個人のお客さまが対象となります。

*4「スマホプラン割引」は、スマホプランS/M/Lにご加入の場合に適用されます。ソフトバンクからの番号移行、ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクからのMNPのお客さまも、【スマホプラン割引 期間限定キャンペーン】として、2018年5月31日までスマホプラン割引が適用されます。(6月19日時点)

2.サポートを重視する人は近所にショップがあるか要確認

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スマートフォンが普及した現在、電話回線とインターネット回線の両方がスマートフォン頼りになっている人も見かけます。こうなるとスマートフォンはまさしくライフラインで、故障や破損はかなり重大なトラブル。トラブル対応のためのサポート体制は、料金以上に重要な要素でしょう。

4月に公表された国民生活センターのレポートでは、格安スマホに関して「問い合わせ先が電話窓口しかなく、つながりにくい」「修理期間中の代替機の貸し出しサービスがなく、スマートフォンが1カ月間利用できない」という相談事例が紹介されており、格安スマホのサポート体制の違いに戸惑いを感じる人がいることが分かります。

確かに、格安スマホ業者の多くはリアル店舗が少なく、サポートはオンラインが中心。困ったことが起きたらショップに駆け込む、というのが難しい状況もあります。契約前には、サポートの窓口がオンライン/オフラインでどれくらいあるのか、サポート対応をするショップが自宅や職場の近くにあるのか、修理サポートのオプションがあるのかを確認しましょう。

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なお、オフラインのサポートを重視するなら、ワイモバイルは全国規模の体制を整えています。新規・機種変更の受付ができる取扱店が全国に約4000店舗あり、購入時の不安やわからないことを対面で相談しながら契約ができます。また、サポート対応を行うショップを、全国各地に約1000店舗展開しており、必要なときに近くの店舗で手厚いサポートを受けられるでしょう。

故障した端末をショップで新品同等品に交換*5でき、盗難といった万が一の際にも安心な「故障安心パックプラス」も提供されています。故障安心パックプラスは、故障・水濡れ・盗難時に対する保証だけでなく、端末がウィルスに感染した際の補償や、故障・水濡れ時に画像やメールなどのデータを復旧するサービスを加えた、8つの安心サービスが月額690円で利用できるオプション。修理や買い替えになっても負担が少ないので安心です。

*5 同一機種の在庫がない場合、指定機種との交換になります。機種ごとの交換代金が必要です。

3.格安スマホでも防水&おサイフケータイは外せない

格安スマホに乗り換えるとき、あわせてスマートフォン本体を買い換えることも多いでしょう。格安スマホではコストパフォーマンスに優れた海外ブランドの端末をよく見ますが、日本人ユーザーが好む防水やおサイフケータイに対応したモデルは多くありません。こうした日本仕様のスマートフォンがほしいなら、端末ラインナップは確認必須のポイントです。

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Googleが展開する、低~中価格帯スマートフォンのブランド「Android One」は、常に最新のAndroidとGoogleのサービスを体験できるコストパフォーマンスに優れたシリーズ。日本ではワイモバイルでのみ取り扱われています

中でも、6月30日発売の「Android One X1」(シャープ製)は、おサイフケータイ、ワンセグに対応し、防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X)性能も備えているので、日本仕様を求める幅広いニーズに応えられる1台。

美しい表示と省電力を両立したIGZO液晶を搭載し、さらに3900mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、4日間を超える電池持ち*6を実現しています。ロック解除やデータ保護に使える指紋センサーも備えており、ユーザーが求める機能を漏らさず搭載した、非常に使いやすいスマートフォンに仕上がっています。

ライフハッカー編集部でもリリース前の「Android One X1」をテストする機会がありましたが、Googleの基本ソフトが一通りそろっているのはもちろん、プリインストールされているアプリも必要最低限のため、ホーム画面をカスタムする必要なしに快適に使い始められました。標準のカメラ/アルバムアプリに「Googleフォト」が採用されており、写真が自動的にクラウドにアップされるのも便利です。写真の撮りすぎでスマートフォンのメモリが足りない...というトラブルとも無縁でしょう。

もちろん、人気の高いApple製スマートフォン「iPhone SE」も取り扱っており、iOS、Androidともに充実したラインナップをそろえています。

*6 ディスプレイの点灯やメールの送受信、アプリの使用など、想定されるお客さまの1日の使用ケースを独自基準で策定し、実際に端末を使って測定したものです(シャープ調べ)。電池の持ち時間については、ゲームやブラウザなどのアプリの動作および電話、メールなどのネットワーク通信により変動します。

隠れたポイント・MNOとMVNOの違いを知っておこう

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以上、格安スマホを選ぶ際の3つの注目ポイントを紹介してきました。これらに加えて、格安スマホには「MNO」と「MVNO」の2つの事業形態がある点は、把握しておいて損はないでしょう。

MNO: Mobile Network Operator(移動体通信事業者)

自前でモバイル通信設備を保有・管理し、通信サービスを提供している事業者。ソフトバンク、ドコモ、auのほか、ワイモバイルもMNOのひとつ。

MVNO:Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)

自前では通信設備を持たず、MNOの回線設備の一部を借りて通信サービスを提供している事業者。格安スマホと呼ばれる事業者の多くはMVNOにあたります。

ふだん、利用する上ではこの2つの差はあまり感じられませんが、ICT総研が2016年12月に行った通信速度実測調査では、MNOであるワイモバイルは通信速度が安定して高速である、という調査結果が出ています。また、家電批評によるテストでは、通勤時間やお昼休みなど回線が混雑する時間帯でも、ワイモバイルは一定の通信速度が出ていることがわかります。


この他にも、ワイモバイルはガラケー(フィーチャーフォン)とメールをやりとりするときに便利なキャリアメール「ワイモバイルメール」(~@yahoo.ne.jp)を提供しています。また、格安スマホの中では珍しく、電話番号によるLINEの年齢確認にも対応しています。格安スマホでありながら、MNOらしく細かいところまでサービスが行き届いています。

料金の安さ/充実のサポート/端末ラインアップという、大切な3つのポイントを満たし、さらにネットワーク環境も安定しているワイモバイル。格安スマホの中でも、高い満足感を得られるブランドと言えるでしょう。


ズキュン!1980|Y!mobile(ワイモバイル)