仕事の長い1日が終わった後で自炊するのは億劫ですが、ずいぶんお金を倹約できます。一方、レストランやテイクアウトを利用すると、献立を考えたり料理を作るストレスから解放されます。いったい、どちらを選ぶべきでしょうか。ニューヨークタイムズ紙によれば、『米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences)』に発表された研究で、時間の節約になるサービスにお金を使うと、幸福感が高まるまることがわかっています。ということは、テイクアウトに軍配ですね。

この法則は、「最貧困層」を除くあらゆる社会経済層の人々に当てはまります。心身の健康と幸福感が促進され、「時間が足りない」と感じるストレスが軽減されるからです。物を買っても同じ効果は得られませんでした。でも、実際には、たとえ金銭的な余裕があっても、時間の節約につながるサービスにお金を使う人は少ないようです。です。オランダの富裕層818人を対象に調査したところ、お金を払って雑用を外注しているのは半数以下でした。

ですから、今度デリバリーを頼もうかなと思っても、罪悪感を感じることはありません。家政婦を雇うことを検討するのもアリかもしれません。

Want to Be Happy? Buy More Takeout and Hire a Maid, Study Suggests | New York Times

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