旅行の季節がやってきました。
世界を見に出かけるのもいいことですが、スマートフォンに旅の準備をさせるのを忘れてはいけません。
以下をヒントに、スマートフォンがバッテリー切れを起こしたり、モバイルデータの通信量が上限を超えてしまったりしないように、しっかりと準備をしておきましょう。
バッテリー消費量を最小限に抑えておく
使えないスマートフォンに意味はありますか?
とくに旅行中は、スマホの充電が切れないように細心の注意を払わなければなりません。今のところモバイルバッテリーを持ち歩くことが最善策となりますが、バッテリーの消費量を最小限に抑える設定を施しておくのも有効です。
スマホの画面に「低電力モードに切り替えます」という警告が表示されるまで待つ必要はありません。
最初から低電モードにしておけばいいのです。
iPhoneなら、設定アプリを開き、[バッテリー]セクションまで移動します。上から2番めの[低電力モード]をオンにすればOKです。
Androidなら、スマホの画面を上から下にスワイプし、[バッテリーセーバー]アイコンをタップしてください。
バックグラウンドのアプリも制限しよう
バックグラウンドでデータ通信を行うアプリを制限することで、さらにバッテリーを節約することができます。
iPhoneなら、設定アプリを開き、[一般]>[Appのバックグラウンド更新]とタップします。ここで、どのアプリがバックグラウンドでデータを通信しているかがわかります。
めったに使わないアプリや、実際に使うときだけデータが更新されればいいというアプリのスイッチをオフにしてください。
Androidの場合は、OSがAndroid 8.0 Oreoであることを確認してください。Oreoでは、アプリがバックグラウンドで実行されているときの動作を、より強く制限することができます。
通知の設定もやっておきましょう。iOSもAndroidも、通知を細かくコントロールできます。
そうできるアプリは、ロック画面での通知を無効にして、音だけで通知するように設定します。たとえば、誰かがInstagramを更新しただけで画面がオンになる必要はありませんね。
モバイルデータの通信量を抑える方法
無料のWi-Fiはありがたいものですが、いつでも利用できるとは限りません。そんな場合に備えて、よく使うアプリをモバイルデータの通信量を抑える「トラベルモード」に設定しておきましょう。
たとえば、Facebookのニュースフィードに流れてくる動画を自動再生させる必要はありますか?
- Facebookアプリで、右上にある三本線のメニューアイコンをタップ
- [設定とプライバシー]までスクロール
- 「設定」をタップし、[動画と写真]までスクロール
- [自動再生]をタップして、動画を自動再生するタイミングを指定
[Wi-Fi接続時のみ]を選択すれば、動画の自動再生でモバイルデータ通信が浪費されるのを防ぐことができます。
ちなみに、Instagram、Twitter、Snapchatにも同様のオプションがあり、モバイルデータ使用時には、動画の自動再生をやめさせることができます。
経路案内を使いながらモバイルデータ通信量(とバッテリー)を節約する
誰もが迷子になるわけではありませんが、あなたはなるかもしれません。Googleマップのオフラインモードを利用することで、アクシデントに備えてください。
Googleマップを開き、左上にある三本線のメニューアイコンをクリックしたら、[オフラインマップ]をタップし、[自分の地図を選択]をクリックして作業を開始します。自分が今いるエリアの地図をダウンロードしたり、地図の範囲を選んでダウンロードすることができます(注意:2018年7月現在、日本の地図はダウンロードできない)。
Googleマップ以外にも、MoovitやTransitなどのアプリをインストールしておくと、不慣れな都市を動き回るときに助けになるでしょう。
ハイキングなどで街から離れるときは、Topo Mapsなどのアプリが役に立ちます。
どこの国に行くのであれ、言葉の問題もできるだけ解消したいところ。Google翻訳があれば、現地での会話がスムーズになります。オフラインモードも使えます。
Image: Pexels via Lifehacker US
Xavier Harding - Lifehacker US[原文]