停電のときや暗い夜道はもちろん、ちょっと手もとを照らしたいときに携帯していると何かと役立つフラッシュライト。とはいえ、毎日使うわけではないので、なるべく小さいものがいいですよね。でも、単4乾電池よりも小さいサイズだと、ボタン電池式で電池の値段が高い。さらに電池交換の際に品番を覚えるのもめんどくさい!

そんな筆者と思いを同じくする読者のあなたにピッタリなフラッシュライトが、ご紹介する『PISA Light』です。

単4電池よりも小さい、でも明るい

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Photo: abcxyz

直径12mm、長さ40.5mmという、単4乾電池よりも小さなアルミニウム製の筐体です。重さはわずか8g。

使用されているLEDは日亜化学工業の5mm白色LEDで、明るさは15ルーメン。光は広がる感じがあるものの、単4形乾電池式の他社のフラッシュライトと比べても遜色ない印象。

ひねってオン・オフ。カバンの中で勝手につかない

また、ライトのオン・オフは本体をひねって行うタイプ。ボタンを押すタイプのフラッシュライトの場合、気づかないうちにポケットやカバンの中でライトがついてしまい、肝心なときにはバッテリー切れなんてこともあるので、重要なポイントだと思います。

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上は単4形乾電池式の他社製フラッシュライト、下はPISA Light
Photo: abcxyz

さらに、どんな方向から水の飛沫がきても、害を受けない防水性能4級「IPX4」となっているので、ずぶ濡れにはならないものの水のかかるようなところでも、つけたままにできます。

micro USBで充電、充電口が分からずスマート

充電はmicroUSBで行いますが、さて、差し込み口はどこにあるでしょうか?

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microUSB差し込み口は充電時以外には中に隠れるスマートなデザイン
Photo: abcxyz

防水機能をもつガジェットは、充電口が本体とは違う素材のカバーでかっこ悪く塞がれているものも多々見受けられますが、『PISA Light』は本体をひねっていくと中からmicroUSBの差し込み口がでてくる仕組み。

なので、普段は充電口が見えることなく、シンプルで統一感のある見た目となっています。

一度の充電で5時間使える

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Photo: abcxyz

内蔵バッテリーは65mAh、一度の充電で約5時間の使用が可能です。白色LEDとは別に赤色LEDも内蔵されており、充電中は赤く発光。満充電には1~1時間半ほどかかり、充電が完了すると光が消える仕様になっています。

最近ではUSB-C対応のデバイスも多く登場してきていますが、まだまだmicroUSBで充電するデバイスも多いので、充電に困ることはまずないでしょう。

カラーバリエーションも豊富

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Photo: abcxyz

カラーバリエーションも複数あるので、一緒に持ち運ぶものと色を合わせることもできるオシャレさも兼ね備えています。購入はEtsyから可能となっており、日本への発送も行われています。

留意しておきたいこと

なお『PISA Light』は、もともとクラウドファンディングプラットフォームKickstarterで資金を集め、製品化したもの。製品化にあたってはKickstarterに掲載されているスペックから変更点も少々あります。点灯時間は変わらないものの、バッテリー容量が5mAh減少しているほか、本体を外れにくくするため、製品の長さが1.5mm長くなるなどの改善が加えられています。

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Source: Kickstarter, Etsy