普段当たり前に使っている電気ですが、いざ使えない状況となると、ありがたみが身にしみます。もしものときに備えて、灯りになってスマホが充電できるデバイスがあれば心強いです。

そこで今回は、灯りとしても優秀なソーラーチャージ式モバイルバッテリーをご紹介します。

日常から使えることが意識されている

HELIO-5
Image: Indiegogo

HELIO』は、「日常で使えて、キャンプや災害時にも役立つライト/バッテリー」という、シンプルなコンセプトに基づいて設計されています。

エネルギーインフラの整っていない地域での実用を考えて開発されたプロダクトなだけあって、実用性かつ太陽光の貴重なエネルギーを効率的に活用できる性能を備えています。

用途に応じて使い分けできるライト

HELIO-4
フラッシュライトとしての使用
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ライトは2か所点灯し、用途によって使い分けることが可能。先端から光を出す「フラッシュライト」と、本体の広い面から光を出す「ランタン」。

最大150ルーメンの「フラッシュライト」は、移動時や探索などに役立ちます。また、認識してもらいやすい点灯モードにもなります。

また、「ランタン」は作業するときに手元を照らすのに便利。暗闇のなかでもモノが見やすくなる赤色LEDに切り替えることもできます。縦置きしたりフックに吊るしたりもできるので、両手をふさがず広い範囲を照らしてくれそうです。

iPhoneを1.75回充電できて最大1カ月もつ

HELIO-3
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明るさの調整はHigh~Lowの3段階で可能。フラッシュライトやランタンをLowモードで使った場合、なんと700時間以上灯りが持続します。

また、5200mAhの大容量バッテリーは1回の充電で最大1カ月間もち、1日のうちのわずかな時間でも太陽光が当たるのなら、その光をエネルギーに変えることができます。

デバイスを充電するために使える容量は3170mAhで、iPhone 8なら1.75回、Samsung Galaxy S8なら1回のフル充電が可能。IP65の防水性を備えているので一時的に雨に濡れても問題ありません。

インフラの整っていない地域の貢献にも

HELIO-2
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ちなみに、『HELIO』の売り上げは、グアテマラ、タンザニア、リベリアなどのエネルギーインフラの整っていない地域での電力供給に役立てられているそう。

メーカーのMakers4Goodは、現地で活動するNPOとパートナーシップを結んでいて、資金や技術、プロダクトを提供しているのです。

現地で得た経験をプロダクトに反映させ、さらにそこからの利益を還元していくモデルはとても素晴らしいですね。

『HELIO』はIndiegogoから購入できて、価格は89ドル(約9970円)、送料が19ドル(約2100円)となっています。

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Source: Indiegogo, Makers4Good