ゲームの腕前は道具で異なる?

たとえばゴルフなどの道具を使うスポーツでは、スキルにあったものや技術を補完してくれるものを選ぶと成績が上がることがありますよね。スマホで多くの人がゲームを楽しむ今だからこそ、ちょっと装備を見直せばライバルよりレベルアップできるかも?

姉妹サイトmachi-yaでキャンペーン中の「MGE」もそんなゲーミング用のワイヤレスイヤホンですが、ゲームには大敵の遅延を極限まで減らし、さらに没入感を高めてくれる仕様とのこと。

今回サンプルをお借りしたので、その実力を試してみました。

シンプルながら上品なアクセント

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Photo: Hideaki Yamamura

「MGE」はゲーム全般、特にオンラインゲームでも最適化を目指した商品。ボイスチャットや通話をより快適にしてくれるフレキシブルマイクを搭載するので、AirPodsをはじめとした完全ワイヤレスイヤホンとは一線を画するデザイン。

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Photo: Hideaki Yamamura

ゲーミング系ガジェットと聞くとLEDギラギラな感じを想像したりもしますが、「MGE」は北欧フィンランド生まれのシンプルなデザインとなっています。

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Photo: Hideaki Yamamura

マットなグレーにオレンジ系のメタル素材で少しだけアクセントが入っており、ゲーミング用というよりファッション系ガジェットのような雰囲気でした。

ちなみに、このコントロールユニットで電源、音量調整、サラウンドモード切り替え、マイクミュート切り替えを行います。

没入感を高めるイヤーピース

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Photo: Hideaki Yamamura

イヤホンの性能を最大限に発揮するには自分の耳にあったイヤーピースが重要ですよね。「MGE」には標準的なシリコン製のS/M/Lサイズのものとは別に、独自開発のComfitipsと呼ばれる低反発系のものも付属。

上記の動画のようにしっかりと潰れながら、じわっと形が復元されるため、より多くの方の耳にフィットしやすくなっていますよ。

3つのサウンドモード

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Photo: Hideaki Yamamura

「MGE」は重低音を得意とするダイナミックドライバーと、中高音が得意なBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーの2種を搭載するハイブリッド仕様。さらに、デジタル処理による3つのサウンドモードを搭載し、ゲームの効果音などを臨場感あるものに変えたり、逆に抑えめにすることが可能。

この3つのモードを、フリーSE音源から作成したFPSゲームの戦闘シーンを模した音源で検証してみました。イヤホンから出力したものをマイク録音しているため、密閉された自分の耳で聞く音とは異なり差を感じにくいかもしれませんのであくまで参考としてご覧ください。(イヤホンで音量大きめで聴くと差が分かりやすくなります。)

MGE ノーマルモード
Video: machi-ya crowdfunding / YouTube

まずは基準となるノーマルモード。これだけでは評価ができないので音楽や映画で試したところ、ハイブリッドドライバーによる恩恵か、低音と高音がしっかりと際立つのにバランス良くまとまっていると感じましたよ。

MGE サラウンドモード
Video: machi-ya crowdfunding / YouTube

続いてゲームをより盛り上げるサラウンドモード。ノーマルモードに比べ、音の拡がりが大きく残響感も強め。FPSシューティングなど銃弾が飛び交い、激しい爆発音があるゲームでかなり臨場感がアップします。

ちなみにこのモードで音楽を聞くと、全体的に音がパワーアップし、高音と低音、さらにエコー感もブーストされる反面、ボーカルなど中音域が軽くなって霞んでしまいますので基本はゲーム用途といったところでしょうか。

MGE コンプレスモード
Video: machi-ya crowdfunding / YouTube

最後はコンプレスモード。全体的に残響感やエコー感が減り、それぞれの音がフラットに聞こえやすくなります。FPSゲームなどの場合、派手な爆発音は気分が盛り上がりますが、小さな効果音が聞こえにくくなり敵の接近を許してしまうなどのデメリットもあるため、より慎重な立ち回りをしたい場合などに有効なようです。

aptX LLで低遅延

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Image: machi-ya

アニメや映画で口の動きと音がずれると違和感がありますし、ゲームで敵プレイヤーの足音やシューティング音がずれたりすると戦況にも関わるため避けたいですよね。「MGE」のコーデックは現在、最も遅延が少ないaptX LL(Low Latency)を採用し、汎用性なSBCコーデックより5倍以上の低遅延を実現しています。

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Photo: Hideaki Yamamura

ちなみにaptX LLに対応しないMacbook Proは特別な設定をしなければ基本はSBCで接続されます。またiPhoneシリーズもAACまでしか対応しないため、aptX LLでの低遅延環境を実現するには別途で対応Bluetoothトランスミッターなどが必要になる点はご注意を。

なお、aptX LL対応端末で「MGE」を使えば、遅延しているのかが分からないレベルで映像と同期していたのでまったく不満はありませんでしたよ。

Video: Avantree / YouTube

皆さんに遅延状況比較をお伝えしようと試行錯誤したのですが、筆者の保有機材だけで0.2秒以下の差を表現するのは難しかったので、こちらの分かりやすい動画を参照ください。

aptX LL接続の場合では1つの音に聞こえるのが、SBC接続の場合はこだまのように聞こえており、その違いがよく分かりますね。

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Image: machi-ya

ちなみに今回のキャンペーンではaptX LL対応機種ではない方向けにSwitchやPS4などで使えるaptX LL対応Bluetoothトランスミッターがオプションとして用意されていたので、より遅延がない環境で楽しみたい方は検討してみてはいかがでしょうか。


北欧デザインかつ3つのモードでゲームを最大限に楽しめるワイヤレスイヤホン「MGE」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーンを実施中。執筆時点ではワイヤレスイヤホン単体が30%OFFの9,220円(送料込)から、Bluetoothトランスミッターがセットになったコースが12,400円(送料込)からオーダー可能になっています。

スマホでゲームする時間が増えてきた方も、自宅でSwitchなどを楽しむ方もよりゲームの臨場感がアップするので是非詳細をチェックしてみてください。

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Photo: Hideaki Yamamura

Image: machi-ya

Source: machi-ya, YouTube(1, 2, 3, 4