窓拭きと聞いて、テンションが上がる人はそうそういないでしょう。
掃除が必要であることが自明であるのと同様に、その作業が大変であることも自明だから。それでも、家にこもらざるをえない2020年のこの状況において、きれいな窓は心まできれいにしてくれると思うのです。
あなたも今こそ窓拭きの極意を知って、窓も心もピカピカにしてみませんか?
縞模様は、洗剤の残り
窓拭きを遠ざけている最大の要因は、なんといっても縞模様。あんなにがんばって磨いたのに、終わってみたら拭き跡だらけだった、という経験は誰にでもあるでしょう。
でも、ご安心ください。あのいやな縞々を防ぐ方法があるんです。そのためにはまず、なぜ縞模様がつくのかを知っておく必要があります。
あの縞々、実は窓拭き洗剤の残骸(clean and clear)で、暑くて晴れた日に水分がすぐに蒸発してしまったときに発生します。
また、縞のつきかたは布の種類によっても変わります。吸収のよくない布は汚れや洗剤を窓の表面に残しやすく、逆に吸収のよい布はちりや糸くずを残しやすい傾向があります。
窓拭きは涼しい曇りの日に
上でも述べたように、水分の蒸発が早いと、跡が残りやすくなります。ですから、窓拭きは曇った涼しい日にするのが正解です。晴れた日でも、日射しが強くない朝方や夕方であれば問題ないでしょう。
道具をそろえる
作業を始める前に、すべての道具を用意(wikihow)しておきましょう。
スポンジまたはブラシ、水きりワイパー、から拭き用に吸水性のマイクロファイバーまたは糸くずの出ない布、きれいな布、窓拭き用洗剤、室内の床を保護するための大きなタオルなどです。
汚れを取り除く
まずは、窓の表面にたまった汚れとちりを取り除く(wikihow)作業から始めましょう。この工程をさぼると、ガラスに汚れをこすりつけることになってしまいます。
窓の内側、サッシ、コーナーに掃除機をかけ、ちりを払いましょう。外側は、食器用洗剤または酢を水と混ぜ合わせ、スポンジで汚れを落とてください。
水きりワイパー(スクイジー)が便利
筆者は、水切りワイパーに絶大の信頼を寄せています。プロの窓拭き業者に選ばれるのには、理由があるのです。
水切りワイパーは、素早くかつ確実に水を取り除いてくれるので、跡が残りません。ただし、あちこちに水を垂らすことになるので注意が必要です。
ですから、なるべく水を使い過ぎないことと、室内の床を守るためにタオルを敷いておくことが重要です。
窓拭き液を調合する
バケツいっぱいの水に食器用洗剤を数滴(familyhandyman)混ぜるか、水と酢を10対1の割合で混ぜてください。市販の窓拭き用洗剤も便利です。
液を吹きかけてスポンジで拭く
次はスポンジで窓を拭く工程です。スポンジをびしょびしょにしてはいけません。ちょっとで十分です。内側を拭くときは、床にタオルを敷いて、サッシが濡れないように注意してください。
水切りで水を切る
いよいよ水切りの出番です。ゴムブレードは濡らして使います。乾いていると、ブレードがガラスにひっかかってしてしまい、きれいに水を切れないからです。ここでも、びしょびしょはNG。
左右に動かしながら(YouTube)、上から下へ降りていきましょう。尖ったブレードを使う(wikihow)ことが重要です。替えのブレードを用意して、定期的な交換を心がけてください。
次に、マイクロファイバーの布を使って、コーナー部やサッシから余分な水分をふき取ります。パンパカパーン!
これで、きれいな窓ガラスの完成です。あとは、晴れた日が来るのを待ちましょう。努力の成果を、じっくりと堪能してください。窓がきれいだと、ステイホームでも外出気分を味わえますね。
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Image: Gettyimages
Source: clean and clear,wikihow,familyhandyman,YouTube
Rachel Fairbank - Lifehacker US[原文]