睡眠8時間、1日8000歩…といった健康でいるための一般的な基準が、本当に自分に合っているのか知るのは難しいです。
長期間適用してみて、体調が良くなったかどうかを“感覚”で判断するよりほかにないでしょう。
思い込みが、感覚にどれくらい影響を与えているかは結局わかりませんが、ウェアラブルデバイスを装着すれば、データで身体の変化が知れるようになるかもしれません。
『OURA』は身体の声を拾ってくれる指輪です。
データに基づいて体調が知れる
『OURA』では、心拍数、呼吸、動き、体温をトラッキングし、そのパターンから体調を視覚化するというもの。
着用時間が長くなるにつれて、その人特有のパターンを学び、変化があれば検知できるといいます。
食事や運動習慣を変えたときに、それが体調にどう影響しているのかが知れれば、盲目的に流行りを追いかけなくて済みそうです。
新型コロナの発症を予測する研究も
新型コロナの発症や進行、回復のパターンを予測できないか…といった研究も、カリフォルニア大学サンフランシスコ校と共同で進められているよう。
まずは、患者と接触して発症のリスクがある2000人以上の医療従事者が、『OURA』を装着して兆候を見ます。
パターンが特定できれば『OURA』ユーザーが利用できるようになります。こうして『OURA』はどんどん賢くなっていくはずです。
『OURA』は、公式サイトなどから購入できて299ドル(約3万2300円)と送料15ドル(約1600円)となっています。
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Source: OURA