2019年8月18日公開記事を再編集して再掲しています。

その日あったこと、感じたこと、感謝を綴る日記。あなたが実践しているのがモーニングページであれ、一行日記であれ、毎日の習慣にもう1つ付け加えることを提案したいと思います。

それは、「学んだこと」を書き留めることです。

「今日何学んだ?」を日記で自分に問いかける

このアイデアを、経済学者のTyler Cowen氏は次のように説明しています:

私は毎日、「今日、何を学んだ?」と自分に聞くようにしています。この質問は、Amihai Glazer氏から教わったものです。明確な答えが浮かばないときは残念な気持ちになりますが、重要なことを学んでいる最中なのだということを認識できます。

米Lifehackerでは以前にも、「その日に学んだ新しい言葉を書き出す」、「新しく学んだ仕事関連のスキルを記録する」などのテーマで、同じようなアイデアを紹介したことがあります。

私の場合も、「今日、何を学んだか」と自分に聞いてみたときに、仕事関連の答えが出てくることがときどきあります。

もっとも、出てくる答えの大半は私生活に関することであり、その多くは、わかってはいるけど、自分に繰り返し言ってきかせる必要があるものです。

たとえば、「寝るのが30分遅れれば、十分な睡眠時間がとれず、翌日疲れを感じる」などといったことです。また、なんとなくわかっていたけど、はっきりとはわかっていなかったというものもあります。

そうした真実を改めて文字として書き出すことで、どうすべきかをはっきりと理解することができます。

ですので、あなたが毎日つけているジャーナルに、「今日、何を学んだか」欄を追加することをおすすめします。

新しく学んだことを確認できるだけでなく、すでにわかっていたことの重要性や価値を再確認する機会にもなります。

気が付いたことは行動に移す

そして、学んだこと、学ぶべきことがわかったら、その知見を実際の行動に結びつけてください。

たとえば、私は現在、ノートパソコンを毎晩決まった時間にシャットダウンするように設定しています。睡眠の重要性と価値を表現するためです。

睡眠の大切さはわかっていても、いつもそのことを本当に自覚するのは、その知見にもとづいて実際に行動を起こした後だということを、毎日のように気づかされています。

ジャーナルをつける目的は、このように実際の行動を変えることにあると言ってもいいでしょう。多くの人にとってジャーナルが強力なツールになりえるのはそのためです。

「今日学んだこと」欄をあなたのジャーナルに付け加えれば、ツールにさらに磨きをかけることができます。

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Image: Nils Stahl/Unsplash

Source: MRU

Nicole Dieker - Lifehacker US[原文