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カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2024.5.7 Update

ゴールデンウィーク。大阪や東京にいるときは、どこかに出かけなければ損したような気分で、大渋滞や人混みも恐れずあちこち行ったものだけれど、この地ではいつもと変わらない生活。

 

この環境自体が、毎日自然の中でのアウトドアみたいなものだから、出かけようと言う気がなくなるのかも知れない。どんなに頑張ってもこの時期は果てしなく続くガーデニング(草取り)や、屋根裏部屋で猫と昼寝も気分転換にはちょうどいい。

 

買い物に出るのが面倒臭く、冷蔵庫が空になっていれば、1日や2日は食べなくてもいいで済ませてしまえるのが、独身の特権(猫にはちゃんと食べさせてます)。これって、実はとても贅沢な暮らしなのではと思うようになったのは、つい最近のこと。

 

本当に食べたいもの、今必要なものだけを手に入れて調理し、おいしくいただくことができるありがたさに感謝できるのは、24時間を自分で管理することができる暇と余裕が持てるようになったからだろう。若いときは、食べるものがなくなったらどうしようということに不安を感じたこともあったけれど、食べられないときは食べなければそれで済むもの。

 

今日、私はいった何を食べたいと思っているのだろうと朝から一生懸命考え、夕方になって思いついたのが、「お米を炊いて、出来立てのあたたかいのを食べてみよう」。さっそくやってみたら、本当においしかった。

 

独身のひとり暮らしって、何だか哀れで気の毒と思う人もいるようだし、亡き母が見たら、「あなたはやせ我慢ばっかり」と言うだろうけれど、若いときならいざ知らず、それなりの年齢を重ねたからこそ楽しめることが結構あると私には思える。連休終わりは雨が続く予報。今日は1日、本が読める。

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