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強敵たちとの戦いで求めていた泳ぎがようやくできた。19日開幕した競泳のジャパンオープン男子100メートル平泳ぎで自己ベストを更新し3位に入った渡辺は「まだタイムは狙える」と自信を深めた。
決勝は世界記録保持者のピーティをはじめ、リオ五輪6位の小関也朱篤(やすひろ)=ミキハウス=ら実力者が並んだ。渡辺は高ぶる気持ちに、「落ち着いていこう」と言い聞かせた。
予想通りピーティが前半からトップに立ったが、焦りはなかった。スピードを意識しながらも後半の疲労を考え、予定していたストローク(腕のかき)数を守った。その中で目標にしていた前半50メートルを28秒30台で泳げたことが大きかった。4番手でターンし、隣の閻子貝を目指して加速。小関を抜いてフィニッシュした。
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