3歳傷害致死

両親、共謀否認…死体遺棄は認める 堺支部

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 堺市北区の梶本樹李(たつき)ちゃん(当時3歳)の遺体が大阪府千早赤阪村の山中で見つかった事件で、傷害致死や死体遺棄などの罪に問われた父親の卓被告(36)と母親の千穂被告(33)の裁判員裁判の初公判が26日、大阪地裁堺支部(真鍋秀永裁判長)であった。両被告とも死体遺棄罪を認める一方、傷害致死罪については卓被告が1人で暴行したと主張し、千穂被告も共謀を否認し無罪を訴えた。

 起訴状によると、両被告は共謀し、2015年12月17日、当時住んでいた同府松原市内の自宅で、寝つかない樹李ちゃんに腹を立て、頭を壁に打ち付けるなどして死亡させた。その後、遺体を布団でくるみ布団圧縮袋に入れて自宅に放置し、16年5月ごろ、千早赤阪村の山中に埋めたとされる。

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