シリア攻撃

露、安保理に非難決議案「米英仏の侵略行為」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ロシアのネベンジャ国連大使(右)=2018年4月14日、AP
ロシアのネベンジャ国連大使(右)=2018年4月14日、AP

 【ワシントン高本耕太、カイロ篠田航一、ニューヨーク國枝すみれ】米英仏の3カ国は13日(米国時間)、シリアの首都ダマスカス近郊でアサド政権が化学兵器を使用したとして、シリアの化学兵器関連施設3カ所への軍事攻撃を実施した。トランプ米大統領はホワイトハウスでの演説で「3カ国は蛮行と残虐行為に対して正義の力を結集した」と述べた。一方、アサド政権を支援するロシアのプーチン大統領は3カ国の攻撃を「侵略行為」と断じて反発した。

 国連安全保障理事会は14日午前、緊急会合を開催。会合を要請したロシアは「米国と同盟国のシリア侵略は国際法と国連憲章に違反する」と非難する決議案を提出したが、米英仏は拒否権を持つ常任理事国のため採択される見通しはない。

この記事は有料記事です。

残り787文字(全文1105文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月