財務省

国交省に文書要求…つじつま合わせか 改ざん時期

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 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書改ざん問題で、財務省理財局が昨春、国土交通省航空局に、国交省側が保管していた財務省作成の決裁文書の提出を要求していたことが、政府関係者への取材で分かった。当時は通常国会の審議が進む中、財務省が改ざんを進めていた時期で、国交省保管分とのつじつまを合わせる目的だったとみられる。

 関係者によると、理財局担当者が国交省を訪れ、航空局担当者に提出を要求。国交省は、記憶媒体に保存されていた決裁文書を印刷したものを正本として保管し、記憶媒体の文書は副本扱いにしていた。航空局担当者は、理財局の要求を不審に思い、記憶媒体のみを提出したという。

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