道徳教科書8社24点が合格 教科化から2度目、内容大きく変わらず

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 18年度から正式の教科となった道徳の教科書は、8社24点(66冊)全てが合格した。2年ぶり2度目の検定で、各社とも内容は大きく変わっていない。前回244件あった検定意見は149件に激減したが、指導要領が定めた「親切、思いやり」「友情、信頼」など19~22の内容項目を巡り「扱いが不適切」との意見が7件あった。

 日本文教出版(3年)は「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」の内容項目が不十分との指摘を受けた。「ふろしき」をテーマにした読み物の後に設けた「ふだんの生活の中にある日本の文化をたくさんさがしてみよう」という問いを、「ふだんの生活の中にある、日本や自分の住んでいる地いきの文化をたくさんさがしてみよう」に修正するなどし、合格した。

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