平成で「終わった」義理チョコ 令和初のバレンタイン商戦を勝ち抜くものは?

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
そごう・西武が限定発売する「令和カラー」のクマのぬいぐるみ形チョコレート=東京都豊島区で2020年1月8日午後4時18分、本橋敦子撮影
そごう・西武が限定発売する「令和カラー」のクマのぬいぐるみ形チョコレート=東京都豊島区で2020年1月8日午後4時18分、本橋敦子撮影

 14日のバレンタインデーに向け、百貨店の商戦が熱を帯びている。そごう・西武は「令和カラー」のチョコレートを投入。松屋銀座は欧州式のチョコの量り売りで買う楽しさをアピールする。「義理チョコ離れ」などで近年頭打ちとも指摘されるバレンタインデー商戦。果たして反転なるか。

 ここ数年のバレンタインデーは、本命だけではなく友達や家族に贈るほか、自分へのご褒美を選ぶ「チョコの祭典」として楽しむ人が増えている。こうした変化を受け、百貨店各社は限定品を企画したり、売り場の娯楽性を高めたりと、試行錯誤している。

 そごう・西武は「令和初」を意識した限定品を用意。スペイン発祥のチョコショップ「カカオ サンパカ」の人気商品であるクマのぬいぐるみ形チョコを、令和の由来となった万葉集に登場する梅の花をイメージしたピンク色に仕立てた。西武池袋本店ではチョコ以外にもバレンタインデーにちなんだ靴下やアクセサリーなどを全館で展開しており、担当者は「クリスマスなどと並ぶ季節催事として、もっと成長させたい」と意気込む。

この記事は有料記事です。

残り602文字(全文1048文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月