夢洲整備に75.6億円 大阪市、万博準備加速 来年度予算案

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 大阪市は13日、2020年度当初予算案を発表した。25年大阪・関西万博が5年後に迫る中、新年度は港営事業会計や一般会計などから75億6000万円を支出、会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)(此花区)の土地造成や基盤整備を本格化させる。

 当初、19年度からの7年間で954億円の支出を見込んでいたが、埋め立てが一部不要となったため、943億円に修正した。20年度は土地造成に加え、外周道路や延伸予定の地下鉄中央線、拡幅する橋のほか、小型旅客船による海上アクセスを想定した浮桟橋の詳細設計に着手。一部を除き、24年度中(土地造成は21年度中)に工事を終える。

 万博の会場建設費(1250億円)は、人件費や建設資材の高騰による上振れの可能性が指摘されている。基盤整備費も同様とみられるが、設計段階のため、予算案では考慮しなかった。

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