開放された教室に1時間で50人 学童保育受け入れ さいたまの小学校
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新型コロナウイルスの感染拡大防止のための安倍晋三首相からの要請を受け、全国の大半の小中高校などは2日、臨時休校に入った。保護者が共働きなどで、日中の自宅に大人が不在になってしまう子どもたちのために、一部の小学校では校舎を開放。同様の理由で、朝から児童の受け入れを始める学童保育もあった。
さいたま市は2日から13日まで市立学校167校を休校としたが、親の仕事などを理由に自宅で過ごすことが難しい小学校の低学年の児童らを学校で受け入れる。
「おはよう」。2日朝8時ごろ、冷たい雨の中、同市浦和区の市立北浦和小学校には、マスク姿の児童が次々と登校してきた。休み期間中は給食は出ず、昼食は家庭ごとに準備する。姉妹を学校まで送ってきた母親は「それでもありがたい」と話した。1時間足らずでやって来た児童の数は50人になった。
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