祇園祭 「厄よけ粽」販売方法発表 直接販売かCF返礼品で /京都

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 祇園祭山鉾(やまほこ)連合会(京都市中京区)から「厄よけ粽(ちまき)」の販売方法が3日、発表された。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、クライマックスとなる山鉾巡行(7月17、24日)や宵山期間(同14~16日、21~23日)の夜間行事などを取りやめ、規模を大幅に縮小した2020年の祭り。ただ、30を超える山鉾町で毎年計15万~20万本が用意される粽は、一貫して販売する方針が示されていた。

 それぞれの山鉾町で装飾が施される前の粽は、生産農家にとって貴重な収入源という事情があり、買い取らざるを得ない。連合会の山口敬一事務局長によると、宵山期間に会所で販売する意向を示した山鉾町は、現時点で「全体の3分の1程度」。連合会は生産量を12万~13万本に抑えてもらうよう農家などに依頼し、単独での販売が難しい小規模な山鉾町の救済策として、各500本を上限に買い上げるなどし「山鉾連合会特製粽」を約…

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