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巣ごもり術・ウチの場合

新型コロナで自粛生活が長期化しています。リモートワークなどに取り組む記者が実践する「巣ごもり術」。

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本格的な「おうち居酒屋」 “大将”の自慢は「鶏のパリッと焼き」

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「おうち居酒屋」を開店した記者=自宅で2020年5月23日、家族撮影
「おうち居酒屋」を開店した記者=自宅で2020年5月23日、家族撮影

 「いらっしゃい! まずは何にしましょうか?」。5月下旬の土曜日の夜、とある「居酒屋」が開店した。

 長引く外出自粛により家族で食事に行く機会はめっきり減った。何とか外食気分だけでも味わえないだろうか。そんな思いから会員制交流サイト(SNS)で話題の「おうち居酒屋」を体験してみた。

 おうち居酒屋に明確な定義はない。自宅でおつまみやお酒を準備し、店で食事をするような雰囲気を楽しむものだ。1歳になる長女の世話をするため、私は昨年11月に育児休暇を取得した。共働きのため、私が料理を担当。しかし最近はメニューのマンネリ化に頭を抱えていた。日常の食卓から気分を変えたい。料理のレパートリーを増やす機会にもなると、「開店」を決めた。

 「せっかくやるなら本格的に」と、開店2日前からインターネットでリサーチ。入手したレシピを参考に「居酒屋っぽい」メニューを考え、材料を調達した。妻にお品書きを書いてもらい、雰囲気を演出。店名は「大衆居酒屋 のぶちゃん」。長女に離乳食を与え、お風呂も済ませた午後8時。さあ、開店だ。

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