「未知の世界」のパ・リーグ同一カード6連戦 西武・森は「嫌でしかない」

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同一カード6連戦の初戦を託された西武・高橋光=東京ドームで2020年6月2日、玉城達郎撮影
同一カード6連戦の初戦を託された西武・高橋光=東京ドームで2020年6月2日、玉城達郎撮影

 プロ野球のパ・リーグは23日から同一カード6連戦が始まる。移動に伴う新型コロナウイルス感染リスクを減らすための異例の日程編成で、選手らからは「やってみないと分からない」と戸惑いの声も。過密日程による負担も大きく、選手起用を含め、各球団は手探りの状態がしばらく続きそうだ。

1、2戦目が重要

 「火曜、水曜(の先発)が今年に限っては本当に大事になってくる」。楽天の伊藤投手チーフコーチは開幕前にそう展望した。6連戦の1、2戦目で流れをつかめるかがポイントになるからだ。

 投手陣は、初戦で相手打者を調子に乗せないことが必要。逆に初戦で相手打者を崩してしまえば、後に投げる投手は有利になる。23日からのソフトバンクとの6連戦初戦の先発を任された西武・高橋光は「勝って勢いをつけたい。西口投手コーチからは自分と(2戦目先発予定の)今井でこの2戦を取れたら大きい。そこに懸かっている、と言われた」と気持ちを高める。

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