「手伝いますよ」のひと言が命取り...44歳、義実家の町内会で「若手」と重宝される私の葛藤

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ぽんかんまん
性別:女
年齢:44
プロフィール:みかんよりポンカン派です! 個人的にみかんより外れがなく、腐りにくい感じがします。

「手伝いますよ」のひと言が命取り...44歳、義実家の町内会で「若手」と重宝される私の葛藤 48.jpg

義家族は同じ市内に住んでいます。

義家族が住んでいる場所は田舎で、町内会などの活動がまだまだ盛んな地域です。

幸い私たちは賃貸のマンションなので町内会などに縁がないのですが、義実家はもちろん町内会の活動があります。

結婚して二年目あたりのときのことです。

「町内活動大変なのよね。最近は若い人もいなくて」

と言われた時に、「手伝いますからなにかあったら言ってくださいね」とその場の流れで言ってしまいました。

まさか頼んでこないだろうと思ったのです。

しかし...それが運の尽き。

それからというもの義実家から「町内会の仕事を手伝ってほしい」とヘルプの連絡が良く来るようになったのです。

例えば、町内でやるお祭りの出店の係では、ヨーヨー釣りの係をやりました。

二日間ずっとヨーヨー釣りの担当をやり、終わった後は、お金の計算をし、打ち上げではお酌係です。

他にも町内一斉草刈の日には軍手をして、田んぼや畑の脇道に生えた草を抜いたり、抜いた草を集めてごみ処理場に運んだりします。

忘年会のときはお酌係、婦人会では小学校のバザーの手伝い、町内会の備品の調達...などなど、年に何度も頼まれます。

初めのうちに断っておけばよかったのですが、ずるずるとやり続けて三年が経ってしまいました。

町内会の人も、50代ならまだ若いほうで、60代や70代の方が多いです。

44歳の私はまさに「若いほう」なので、良く言えば頼みやすい、悪く言えば使いやすい存在なのでしょう。

「ぽんかんまんさんがいて助かるわ~」

「ぽんかんまんちゃんがいてくれると明るくなっていいよ」

そう言われて嬉しいと思う気持ちもなくはないですが、私としては町内会の活動が好きではありません。

子どもいますし、今後はパートもしたいですし、自分の時間も大切にしたいため、本当は参加したくないんです。

だから、ここまでずるずると参加してしまったのは...正直まずかったと思うんです。

今さら参加しないとなると「どうして参加してくれないの?」と言われたり、義父母に迷惑がかかったりしそうで、やめるにやめられない状態になっています。

夫はそこまで考えていないようで、相談しても「やめればいい」としか言いません。

私の代わりにやってほしいと言っても「俺はやりたくないからやらない」と言います。

夫のように割り切れればいいのですが、義父母とは良好な関係を続けていきたいですし、町内会の人もいい人ばかりなので、割り切れない自分がいます。

私は今後どのように義父母の町内会と付き合っていけばいいのか、悩んでいます。

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