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元町・中華街駅~西武秩父駅間に座席指定制直通列車「S-TRAIN」 3月25日に出発式

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 西武鉄道、東京メトロ、東急電鉄、横浜高速鉄道は3月25日、土日祝日に西武秩父駅~元町・中華街駅間で座席指定制直通列車「S-TRAIN(Sトレイン)」の運行を開始する。

「S-TRAIN」の運行路線図

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 列車は西武の新型通勤車両「40000系」を使用。「スマイルトレイン」の愛称の「30000系」の後継車両で、コンセプトは「人にやさしい、みんなと共に進む電車」。

 平日は西武池袋線と東京メトロ有楽町線を経由して、所沢(所沢市)~豊洲(江東区)間を、土日祝日は西武秩父線・池袋線・東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線を経由し西武秩父駅(秩父市)~元町・中華街駅(横浜市)を運行する。

 西武秩父から元町・中華街間の所要時間は、午前中の元町・中華街発が2時間14分、午後の西武秩父発が2時間33分。停車駅は元町・中華街駅、みなとみらい駅、横浜駅、自由が丘駅、渋谷駅、新宿三丁目駅、池袋駅、石神井公園駅、所沢駅、入間市駅、飯能駅、西武秩父駅。

 元町・中華街駅からの運行時刻は7時1分(西武秩父行)、16時55分(飯能行)、19時55分(所沢行)の3本(みなとみらい駅、横浜駅は乗車のみ)。

 運行初日の25日には、1番列車「S-TRAIN 1号」の出発式を元町・中華街駅1番ホームで行う。鉄道アイドルの木村裕子さん、みなとみらい駅長、東急電鉄横浜駅長などが出席、横浜観光親善大使や鉄道各社キャラクターらが出発を見送る。開催時間は6時45分から。同車両に乗車すると乗車記念として「S-TRAINオリジナルキーホルダー」がもらえる。座席指定券は3月18日10時から販売する。

 車両は、客室座席に「クロスシート」と「ロングシート」に転換可能なシートを導入するほか、車いすやベビーカーでの利用客や大きな荷物を持つ乗客が快適に利用できるスペース「パートナーゾーン」、インターネットに接続できる「SEIBU FREE Wi-Fi」と電源コンセントも導入する。

 名称の「S」は、観光や通勤通学などの「さまざまなシーン(Scene)」、全席指定で「快適に座れる座席(Seat)」、直通運転で乗り換えがなく便利な「シームレス(Seamless)」などの意味。

 ロゴマークは、秩父の豊かな自然と横浜の海をイメージするグリーンとブルーのSの文字に、渋谷・豊洲の先進性やシャープさを表現するグレーで「S-TRAIN」の文字を併せた。

 西武秩父駅~元町・中華街駅間の座席指定料金は大人1,060円、自由が丘駅・渋谷駅が350円、新宿三丁目駅・池袋駅は560円(事前の指定券購入がない場合は各区間の指定料金に200円加算)。

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