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帰省しない40代男性を改心させた「人生で残り何回親に会えるか」の言葉

それでも年末年始に帰省する理由は?(イメージ)

それでも年末年始に帰省する理由は?(イメージ)

 この年末年始も帰省して久しぶりに両親と会話したという人も少なくないだろう。だが、一方で、親との折り合いが悪く、帰省が嫌で嫌で仕方がないという人もいるかもしれない。離れて住む親となんとかうまくやる方法はないものだろうか?

 都内に住む40代の独身男性・Hさんは、両親との折り合いがあまりよくないが、例年、帰省する時は以下のようにやり過ごしているという。

「私が実家に帰りたくないのは、結婚についてしつこく聞かれるからです。もともと親子関係は悪くありませんでしたが、30代に入ると毎年のように結婚について聞かれるようになり、どんどん帰省が億劫になりまして……。しかし『年に1度ぐらいは顔を見せないと』という気持ちもあるので、一応帰省するようにしています。1泊だと『もっとゆっくりしていけ』と文句を言われるので2泊します。

 まず帰省するのは大晦日。それも、両親がもう寝支度に入る21時頃に到着するようにします。大晦日はちょっと挨拶をして終わりです。

 元旦は早起きして皆で初詣に行き、昼からビールを飲むと自然と眠くなるので、そのまま寝てしまいます。そして夜は、『昔の友達と新年会がある』と言って出かけてしまいます。本当に新年会があることもありますが、約束が無くても出かけてしまいます。そして1月2日は、『帰省ラッシュが始まる前に帰る』と言って、昼前には実家を出てしまいます」

 せっかく息子が帰省してきたのに、ちょっと親がかわいそうに思うが、Hさんは「これ以上の方法が浮かばない」と語る。一方、40代の男性・Nさんは、“お金”で物事を解決しているという。

「私は、まとまった休みが年末年始以外は取れないので、毎年海外旅行に行っています。もちろん、本当に海外旅行に行きたいから行くのですが、親や親戚に会うのが面倒だというのも理由の1つです。年末年始は旅行代金も跳ね上がりますが、親戚が多いので、お年玉を渡すだけでもそれなりの出費になりますし、毎年続けていると、家族や親戚からも、『Nは正月はいない人』という認識になるので、非常にラクです」

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