世界中で大ヒットを続ける『トランスフォーマー』シリーズ最新作、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017年夏公開)のマイケル・ベイ監督がこのほど、本作への思いを告白。「本当にこれが最後になってしまうかもしれない…その想いから思い切りやり遂げました」と語った。

『トランスフォーマー/最後の騎士王』メイキング写真

実写映画化10年を迎える記念すべき今年、新たに製作される『トランスフォーマー』は、従来のキャスト&キャラクターを軸に、新しいキャスト&キャラクターが次々と登場。『トランスフォーマー』の集大成となる。

このたび、最新映像の公開とあわせて、マイケル・ベイ監督からの特別メッセージが到着。監督は「10年以上のこのシリーズに携わってきました。『トランスフォーマー/最後の騎士王』のために脚本家が集まり、我々は今作に全く違う方向性を取り入れました。そんな特別な時間を設けることで、過去作のすべてが互いに結びつくのです」と本作について説明し、「世界の始まりから現在に至るまでの数々の神話を膨らませる作業は容易なものではありませんでした」と語る。

そして、「素晴らしい脚本チーム」のメンバーを紹介した上で、「2015年夏、パラマウント・スタジオの広大なスペースで彼らは1万点以上ものトランスフォーマーの歴史(映画、アニメ、コミック)のコンセプト・イメージに囲まれ、そして、実物大のバンブルビー、メガトロンの頭部、やその他の小道具に囲まれながらこの作業を行いました。トランスフォーマーにまつわる全てに囲まれ、本当に夢のような空間でした」と過程を説明。「また、脚本チームがアイデアを膨らませやすくするため、ハズブロからトランスフォーマーの歴史家も呼び、彼らにトランスフォーマーの歴史についてレクチャーを受けました」と続け、「今作には間違いなく過去作にはない壮大な視覚的空間と成長した神話が存在しています」と自信をのぞかせる。

さらに、「私にとっては悲喜こもごもです。このシリーズを手掛けるたびに『これが最後だ。』と言ってきましたが、世界中の1億2,000万人のファンがいて、彼らは『トランスフォーマー』のアトラクションに列を成し、メイク・ア・ウィッシュ財団から子供たちは撮影現場を訪れてくれる…彼らが私がこのシリーズを続ける原動力なのです。このシリーズをつくるのが大好きだし、今作は特に楽しく撮影できました」と同シリーズへの思いを告白。最後に「しかし、本当にこれが最後になってしまうかもしれない…その想いから思い切りやり遂げました。最終章であり、新たな始まりです」と語っている。


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