ソニーは8月4日、Windows向けの新しい音楽ファイル管理アプリ「Sony | Music Center for PC」を発表した。8月29日より、特設サイトにてダウンロード提供を開始する予定だ。対応機種は、ウォークマンの2012年秋以降モデルと、ソニー製ハイレゾオーディオ製品。

ウォークマン S310シリーズ以降の推奨アプリとなる

ウォークマン S310シリーズ以降、Windows向けの推奨アプリが、従来の「Media Go」からSony | Music Center for PCに変更される。なお、Media Goの終了時期は、新アプリへの移行状況を鑑みて決定するという。

ソニーはiOS・Androidスマートフォン向けに音楽アプリ「Sony | Music Center」を提供済み。ただし、スマートフォン向けアプリはソニー製オーディオ機器のコントロールという側面が強く、今回発表されたWindows向けの音楽ファイル管理アプリとはメインの機能が異なる。ハイレゾ対応である点、ホームネットワーク機能がある点は共通している。

異なる機能を持ちながら、スマートフォン向けアプリとWindows向けアプリのシリーズ名が同じとなったのは、両者ともユーザーにとって音楽に関係する活動の中心 (=Music Center)になることを目指しているため。

新アプリで再生可能なファイル形式はATRAC / ATRAC Advanced Lossless / WAV / MP3 / AAC / HE-AAC / WMA / DSD / FLAC / MQA / APE / ALAC / AIFF。音楽CDを取り込むときのファイル形式は、FLAC / WAV / MP3 / AACに対応する。

対応OSは、Windows 7 / 8 / 8.1 / 10。必要な空き領域は400MB以上。「mora」からの楽曲購入や、ウォークマン本体のソフトウェア更新なども行える。