映画『OVER DRIVE』(6月1日公開)のスペシャルステージ&完成披露試写会舞台挨拶が17日、東京・六本木ヒルズアリーナ及びTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、東出昌大、新田真剣佑、森川葵、北村匠海、町田啓太、要潤、羽住英一郎監督が登場した。

  • 左から新田真剣佑、北村匠海

    左から新田真剣佑、北村匠海

同作は、公道を全開走行で駆け抜ける自動車競技「ラリー」を題材に、若者たちの熱い愛と絆を描いたオリジナル作品。誇りと絆との間で揺れ動くメカニック・檜山篤洋(東出昌大)と、その弟である天才ドライバー・檜山直純(新田真剣佑)の物語となる。『海猿』『MOZU』『暗殺教室』などで知られる羽住英一郎監督がメガホンを取った。

TOYOTAセコイアに乗って登場した出演者陣(要は舞台挨拶のみ登壇)。TOYOTAヴィッツをもとに作られ、本編でも実際に使用されたラリーカー「yaris」の前に勢ぞろいした。プライベートでも仲の良い新田と北村は熱いハグを交わし、トークセッション中も2人で何度も見つめあい悲鳴が上がる場面も。北村が「良くないよ、2人の世界を出すの」と新田をたしなめるほどの"ラブラブ"っぷりを見せた。

新田のライバル役を演じた北村は「真剣佑と共演、すごい嬉しいなと思ったんですけど、ライバルってことは肉体も鍛えなきゃと思って、当時から5kgくらい増やした」と明かす。「いざ現場に行ったら、マッケンがこんな感じで出てきて」とムキムキの様子を再現し、「そこで第一脱帽」と苦笑した。

さらに「マッケンの肉体美が見れるんですけど、そのためにやってたストイックさがすごくて……」と説明しようとすると、照れた新田が「いやいやいや、寝て起きてたらそうなってたから」とジョークを繰り出し、北村が「すごい構造」とつっこむ。森川が証拠画像として、撮影中に新田が柵を使って筋トレする様子を見せると、北村は「真剣佑から『現場に筋トレスペース作っといたから』と連絡をもらって、あれがあったんですよ」と解説した。

一方新田は、「(北村演じる)新海のほっぺをプニュプニュするのが好き」と告白。「車が帰ってくるエリアに、匠海の顔写真があるんですよ。顔がばーんと写ってるんですけど、そこの匠海の写真のほっぺを……」と説明すると、北村は「どんな話だよそれ! 俺がいるとこでせい! いないとこですな!」と照れた様子を見せる。

あまりに仲の良い2人に、森川は「2人が撮影別でいない日があって、だいたい電話して『匠海ちゃん?』『あ、マッケン?』ってずっと電話してました」と暴露し、町田も「ずっと2人でしゃべってて、距離が近いなと思った」と指摘する。北村が「ばれましたか」とニヤリとしつつ、「電話をかけてくるんです。テレビ電話で」と明かすと、新田は「顔が見たいじゃないですか」と"北村愛"を見せ、北村は「異様な空気になってるから」と再度たしなめていた。

続く舞台挨拶でも仲の良い様子を見せていた2人。新田は「ライバル役とか、敵対する役というのは、仲が良いからこそできると思っています」と北村を見つめ、北村も「まっすぐな目だ」と驚いていた。