KDDI、沖縄セルラーは10月10日、2019秋冬~2020春モデルのスマートフォンを発表。新しいラインナップの中でも注目の1台は、欧米や韓国で先行して発売された折りたたみスマホ「Galaxy Fold」(SCV44)だ。2019年9月の時点で、au独占販売としている。販売価格は税込み24万円台の見込み。

  • 折りたたみスマホ「Galaxy Fold」が日本でも買える! 日本での販売はau限定となる。販売価格は税込み24万円台の見込み

Galaxy Foldは、たたむと約4.6インチ、開くと約7.3インチという画面サイズの有機ELディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。すでに本誌でもグローバルモデルを紹介してきており、日本で発売されるかどうかを気にしていた人も多いのではないだろうか。

  • 折りたたんだ状態。カラーはスペースシルバーのみを用意

グローバルモデルはスペースシルバーとグレーの2色だったが、今回日本で発売されるのはスペースシルバーのみだ。パッケージには、完全ワイヤレスイヤホンの「Galaxy Buds」が同梱される。

開いた状態の大画面では、画面を最大3分割して3つのアプリを同時に使えるほか、フロート表示でも複数のアプリを起動しておける。また、閉じた状態でも4.6インチ画面のスマホとして使えるので、時刻や各種通知を確認するときに本体を開く必要はない。

  • ヒンジ部にGalaxyのロゴが見える

カメラは実に6個のレンズを搭載。たたんだ状態のいわゆるアウトカメラ(メインカメラ)は、超広角・広角・望遠という3レンズだ。さらに、インカメラに相当する1レンズのセルフィー用カメラがある。本体を開くと、7.3インチ画面の上部にセルフィー用カメラと深度カメラを配置。3レンズのメインカメラは、本体を開いた状態でも使える。

  • 本体を開くと7.3インチの大画面になる

Galaxy Fold(グローバルモデル)については、平澤寿康氏によるレビュー『折りたたみスマホ「Galaxy Fold」をじっくり触ってきた! - IFA 2019』もぜひご一読いただきたい。

  • 折りたたんだ状態の厚みは15.7mm

なお、日本での発売は10月25日で、10月11日午前11時から予約を開始。Galaxy Foldは取り扱い店舗が限られているので注意(下記、五十音順)。

KDDIおよび沖縄セルラー直営店、エディオン 広島本店、エディオン 豊田本店、エディオン なんば本店、エディオン 倉敷本店、ビックカメラ 有楽町店、ビックカメララゾーナ川崎店、ビックロビックカメラ 新宿東口店、ビックカメラ なんば、ヤマダ電機 LABI1日本総本店池袋店、ヤマダ電機 LABI新宿東口館、ヤマダ電機 LABI1NAMBA店、ヤマダ電機LABI渋谷店、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba、ヨドバシカメラ マルチメディア横浜、ヨドバシカメラ マルチメディア梅田、ヨドバシカメラ 新宿西口、au Online Shop、Galaxy Harajuku。

  • OS:Android 9 Pie
  • メインディスプレイ:約7.3インチ/QXGA+/Dynamic AMOLED
  • カバーディスプレイ:約4.6インチ/HD+/Super AMOLED
  • メインカメラ:約1,600万画素/約1,200万画素/約1,200万画素
  • サブカメラ :約1,000万画素/約800万画素
  • カバーカメラ:約1,000万画素
  • バッテリー容量:4,380mAh
  • メモリー:512GB(ROM)/12GB(RAM)
  • 外部ストレージ:なし
  • 本体サイズ:(開)約118(W)×161(H)×6.9(D)mm、(閉)約63(W)×161(H)×15.7(D)mm
  • 重さ:約276g