パナソニックは1月6日(現地時間)、テクニクスブランドの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」と、パナソニックブランドの完全ワイヤレスイヤホン「RZ-S500W」、「RZ-S300W」をCES 2020にあわせて発表した。海外で6月に発売する。

  • EAH-AZ70W

    テクニクス完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」

  • RZ-S500W

    パナソニック完全ワイヤレスイヤホン「RZ-S500W」

音質にこだわり、テクニクスブランドを冠した1機種と、幅広いユーザー層をターゲットにしたパナソニックブランドの2機種を用意。いずれも、左右イヤホンのオーディオ信号を独立して受信することで、接続安定性を高めたという。

さらに、テクニクス「EAH-AZ70W」と、パナソニック「RZ-S500W」は、業界トップを謳う「デュアルハイブリッドノイズキャンセリングテクノロジー」を採用。フィードバックとフィードフォワードの両方式に対応したノイズキャンセル(NC)機能で、イヤホン内外の騒音を最小限に抑える。

  • テクニクス、パナソニック

    テクニクスとパナソニックの完全ワイヤレスイヤホンのラインナップ。左が「EAH-AZ70W」、右上が「RZ-S500W」、右下が「RZ-S300W」

EAH-AZ70WはグラフェンコートのPEEK振動板を備えた、新開発のダイナミック型10mmドライバーユニットを搭載。さらに、ユニット後部の空間で振動板から生まれる気流を制御する、独自の音響設計も採用するなど、音質にこだわった設計が特徴。

イヤホン本体はIPX4相当の防滴性能を備える。単体で連続約6時間(ノイズキャンセル:オン時)の再生が可能。付属の充電ケースと組み合わせると最大18時間音楽を聴ける。カラーはブラックとシルバーの2色。

  • EAH-AZ70W

    EAH-AZ70W(ブラック)

RZ-S500W/S300Wも、IPX4相当の防滴性能を備える。カラーは、RZ-S500Wがブラックとホワイトの2色。RZ-S300Wはブラック、ホワイト、グリーンの3色。

EAH-AZ70WとRZ-S500W/S300Wは、いずれも本体のタッチセンサーで操作が行え、内蔵マイクでハンズフリー通話も可能。また、iOS/Android向けの無料アプリから各種設定やカスタマイズが行える。アプリ名は「Technics Audio Connect」と「Panasonic Audio Connect」で、どちらもノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能の設定や、サウンドモードのカスタマイズ、バッテリ残量確認、イヤホン紛失時に地図上でどこにあるか探す機能が利用できる。対応OSはiOS9.3以降と、Android 6.0以降。

  • RZ-S500W

    RZ-S500W(ホワイト)

  • RZ-S300W

    RZ-S300W(左からブラック、グリーン、ホワイト)