ファーウェイ・ジャパンは3月24日、RyzenプロセッサとRadeon Vegaグラフィックスを内蔵した15.6型ノートPC「HUAWEI MateBook D 15」を国内発表した。Ryzen 5 3500U搭載モデルとRyzen 7 3700U搭載モデルの2種類を用意し、価格はオープン。

Ryzen 5 3500U搭載モデルは4月10日に発売し、店頭予想価格は税別69,800円前後。Ryzen 7 3700U搭載モデルは2020年5月中旬発売予定で、店頭予想価格は税別89,800円前後。ファーウェイ楽天市場店やAmazon.co.jpなどECサイトのほか、ヨドバシカメラやビックカメラなどの量販店でも取り扱う。

  • HUAWEI MateBook D 15。高い画面占有率が特徴で、上部と左右のベゼル幅は約5.3mmと狭い

HUAWEI MateBook D 15は、最小ベゼル幅が約5.3mmと狭く、画面占有率が約87%の15.6型ノートPC。2020年2月24日(スペイン時間)に海外発表された製品で、AMDのRyzenプロセッサを採用することが特徴のひとつ。同社スマートフォンなど対応製品とワイヤレス接続し、データを送受信できるHUAWEI Shareに対応するほか、指紋認証センサー兼用の電源ボタンや、キー下の埋め込み型Webカメラなども特徴となる。

Ryzen 5 3500U搭載モデルの場合、グラフィックスはRadeon Vega 8 Graphics、Ryzen 7 3700U搭載モデルの場合はRadeon RX Vega 10 Graphicsを内蔵する。OSはいずれもWindwos 10 Home 64bitを採用。ストレージ容量も2機種で異なり、Ryzen 5 3500U搭載モデルは256GB PCIe SSD、Ryzen 7 3700U搭載モデルは512GB PCIe SSDとなる。

このほかの主な仕様は共通で、ディスプレイが15.6型IPS液晶(1,920×1,080ドット)、メモリが8GB、バッテリ駆動時間が約8.2時間(JEITA 2.0)など。通信機能はIEEE802.11 a / b / g / n / ac準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0を備え、有線LANポートは非搭載。

インタフェースはUSB Type-A 3.0×1、USB Type-A 2.0×2、USB Type-C×1、HDMI×1、3.5mmイヤホンジャック×1。本体サイズはW358×D230×H16.9mm、重さは約1.53kg。

  • 本体側面

  • キーボードはテンキーレス。写真は英語配列だが、発売する製品は日本語キーボードになる予定