ジョグ&ウオーク10年で幕

 チームそれぞれのペースで6時間たすきをつなぐ「第10回長崎"みまもり"リレージョギング&ウォーク」が24日、長崎市松山町の市営松山陸上競技場であった。ジョギングなどをしながら子どもたちを見守る目を地域に広めようと2008年に始まった同イベントもこの日が最後。園児から80代まで215人、23チームが参加した。

 ジョギングは1周470メートル、ウオークは同600メートルのコース。市立岩屋中陸上部は、参加した19人が1周ずつ交代し197周を走った。友人同士の4家族1チームで参加した浜地南帆さん(8)は「お父さんが速いからついていくのが大変だった」と笑顔で話した。

 「レクリエーションなどチームを超えた交流ができた。別の形で次の世代がイベントを開催してくれたら」と同実行委の小島昭徳事務局長(61)。最後は参加者全員のラストランで締めくくった。

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