北松西高生 英文で小値賀の魅力PR 県立高初、公式ツイッター開設 海の楽しみ方や動画投稿

北松西高が開設した公式ツイッターの画面

 長崎県北松小値賀町の県立北松西高(福田雅子校長、44人)は今月、同校の公式ツイッターを開設した。生徒たちが英文で、島の魅力や人々の暮らしなどを紹介していることが特徴。県教委によると、県立高がツイッターの公式アカウントを開設するのは初めて。
 総合学習の授業の一環で、生徒たちの英語力の向上も目的の一つ。現在は3年生5人が順番に書き込みをしている。生徒たちは自ら投稿テーマを決め、英文を作成。担任で英語担当の浦田裕美教諭(30)と、外国語指導助手(ALT)のジョーダン・シェルマイアさん(26)が、文章の構成などを添削している。
 生徒たちはこれまで、小値賀島の位置について説明したほか、島には美しい海があることや観光スポットの「柿の浜海水浴場」の楽しみ方なども書き込んだ。島の町並みなどを撮影した動画、写真も掲載。升水遥平さん(18)は「短い文章で伝えることが難しかった。まずは日本人に多く見てもらい、外国人にも広がればうれしい」と話した。
 新年度以降は、全校生徒が交代で週に1回の投稿を目指す。

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