事件から1年…高畑淳子が口にした「言えないこと」の中身

公開日: 更新日:

 高畑裕太(23)が強姦致傷容疑で逮捕されてから来月で1年――。母親で女優の高畑淳子(62)が一連の報道に対する不満を口にし、波紋を広げている。高畑はテレビでも中継された涙の謝罪会見の後、公ではノーコメントを通してきたが、このほど行われた主演舞台「土佐堀川」の会見後、こう言ったのだ。

「たくさんの方にご迷惑をお掛けし申し訳なく思っていますが、事実でない報道をされて、それをご修正にならないことに疑問を感じております」

 事件は、裕太が群馬県内のホテルで性的暴行しケガを負わせたとされた従業員女性と示談が成立、裕太は不起訴処分となった。これを高畑は納得しておらず、「毎晩2時間ぐらい、1人記者会見をしています。言えないことが多かったので、余計に腹が立つんですよね」などと、まくし立てたのである。では、「事実でない報道」とは、「言えないこと」とは何なのか。ベテラン芸能記者、青山佳裕氏は言う。

「逮捕されたときはそのことを散々報道して、不起訴になってからもマスコミは裕太を追いかけまわしているけど、無実潔白だったじゃないか。傷つけた名誉を元通りにするのは無理にしても、強姦の汚名返上となるような報道がないのはおかしいというのでしょう。ことし4月に僕が直撃したときも、『あんたたちのせいで、あの子の人生が台無しになった。どうして無実の彼を、不起訴になって潔白の裕太ばかり追いかけまわすのよ。まだ私たちのところに来るのなら、同じように相手の女の人と、あの男のところにもちゃんといきなさいよ!』とおっしゃっていた。相当、腹に据えかねることがあるようでしたね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

  2. 2
    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

  3. 3
    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

  4. 4
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  5. 5
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

  1. 6
    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

  2. 7
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 8
    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

  4. 9
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異