福岡県古賀市の会社員福原達哉さん(39)と長男琉矢君(6)が市内の山中で、雌雄両方の特徴を備えたミヤマクワガタ=写真=を捕まえた。
九州大総合研究博物館(福岡市)の丸山宗利助教(昆虫学)によると「雌雄モザイク」という突然変異の一種で、右側に雄、左側に雌の特徴が見られる。右側のはさみのような顎は左側に比べて大きく、胸の右端に毛が生えるなどしている。
「夏休みの思い出に」と24日夜に親子で採集した7匹のミヤマクワガタに交じっていた。「発生確率は数万~数十万匹に一匹」と聞き、「夏休みどころか一生の思い出」と福原さん。
この記事は2016年07月28日付で、内容は当時のものです。