娘に“小遣い”104万円一括渡し 携帯電話料金でもめ高校3年分 子育てコラム 話題に
●ウェブサイト「ファンファン福岡」
福岡の女性を応援する西日本新聞関連ウェブサイト「ファンファン福岡」で、ある子育てコラムが話題を呼んでいる。筆者は、娘に高校3年分の小遣いや定期代など104万円を一括して渡したお母さん。自分なりに工夫しながら生活感を身に付けていく娘と、見守る母親の思いをつづった内容で、異例のアクセス数となっている。
執筆したのは、福岡市で子どもを対象にダンスや体操のスタジオを展開する「MIKI・ファニット」の社長、太刀山美樹さん(47)。高校入学を機に持たせた携帯電話の請求書が、初めて自宅に届いたのがきっかけとなった。予想以上に高かった使用料金を見て、娘に一括渡しを提案。3年間で必要な経費を割り出したのが104万円という額だった。
一括渡しを選んだ娘は以後、さまざまな壁にぶつかっていく。通帳を作ろうと放課後に銀行へ足を運んでも、営業時間が既に終わっていたり。そして娘は…。
前編が今月6日、後編が13日に掲載され、計10万を超えるアクセスがあった。太刀山さんは「子どもの自立を願う方にヒントになればうれしいです」と話している。
コラムの冒頭の一部を紹介する。続きはこちらから閲覧を。
http://fanfunfukuoka.com/family/7653/
その後続編も登場!
http://fanfunfukuoka.com/family/7915/
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NAI-NAI-NAIお金ない、NAI-NAI-NAI場所もない、NAI-NAI-NAIでもとまらない~。お金も人脈も知識もなく起業した太刀山美樹です。
この話は、娘が高校入学し、初めて携帯電話を持って、その初めての請求書が届いた、ちょうど1年生の5月初めにさかのぼります。ルールを互いに決め買ったはずでした。しかし、その携帯料金は、
○親から見ると、これは高すぎる!
○娘に言わせると、みんなはもっと高い!
互いの解釈の目盛も論点も違います。このままでは、血をみる親子けんか勃発。ならば…。私は娘に声をかけました。
「はいここで、質問TIMEです。将来は当然1人暮らしに憧れているよね」
「あたりまえやん!」
「では1人暮らし生活を考えてみよう~。どんな生活がしたい? 部屋とかは?」
「私は三つぐらいの部屋で、仕事したら車もほしいな、洋服はそんないいとして、旅行も…」