節分間近「福」を呼び込め 博多・櫛田神社で縁起物作り
節分まで2週間余りとなり、福岡市博多区の櫛田神社では節分の縁起物作りがピークを迎えている。今年の縁起物は福を引き寄せる熊手の「福寄せ」、福をすくうひしゃくの「福寿久井(すくい)」など6種類で、約8千個を用意。いずれもお多福面が飾られている。
16日は神職やみこ7人が福寄せに商売繁盛のお札を付けたり、厄よけ祈願で渡す豆を袋に詰めたりする作業に追われた。みこの城戸愛さん(22)は「令和最初の節分です。立春にむけて厄を落とし、たくさんの方に福が来るように願っています」と話していた。
同神社では24日、楼門に恒例の大お多福面が登場。2月3日の節分大祭では地元の知名士たちが豆まきをする。 (手嶋秀剛)