チューリップ色とりどり 直方リバーサイドパーク
遠賀川と彦山川の合流点に広がる福岡県直方市の「直方リバーサイドパーク」はチューリップが色とりどりに咲き、春らんまんとなっている。川岸には、黄色のじゅうたんのように満開の菜の花が連なり、導流堤の桜並木も開花が近づいた。
15万球の球根を植えた一帯は、23日現在で七分咲き。「のおがたチューリップフェア」は中止となったが、市観光物産振興協会は「市民の皆さんがボランティアで植え、草取りをして大事に咲かせた花を、ぜひご覧になってください」と呼び掛ける。花々を一望できるやぐらを25日午前に設置する。
飯塚市から愛犬を連れ、手作りの弁当を持って訪れた佐伯祐子さん(61)と奈美さん(36)、智子さん(30)の親子3人は「毎年チューリップを楽しみにしている。今年の花もきれいでカラフル。桜も見に来たい」と口をそろえた。