「水道料金の徴収に来た」熊本・あさぎり町に不審人物
豪雨災害に乗じ、不審な人物が熊本県人吉球磨地方に出没しているとして、熊本県警がメールで注意を呼び掛けている。
県警多良木署によると、8日午前11時半ごろ、あさぎり町の民家に役場名を書いた名札を付けた男性が訪れ、「水道料金の徴収に来ました」と伝えたという。署によると、役場はそのような料金徴収をしておらず、詐欺の可能性があるという。
民家を訪れた男性は60歳代で白髪に白シャツ、黒色のズボンだった。子どもが応対したところ、男性はそのまま立ち去ったという。多良木署は、不審な人物が訪ねてきた場合は「まずは相手の身分をしっかり確認し、役場にも連絡してもらいたい。家族や警察に相談してもらってもいい」と呼び掛けている。