普段は半目、点灯時は垂直に上昇する独特のパラレルライジングヘッドランプを装備 Z31 フェアレディZ 1

快適性の高いクローズドボディを採用して、日本国内のみならず北米で絶大な人気を博したS30フェアレディZ。そのロングノーズ&ショートデッキのボディフォルムは、後継のS130を経てZ31にも受け継がれた。

 Z31フェアレディZは、1983年9月に登場した。パラレルライジングヘッドランプと名付けられた、独特の動き方をするリトラクタブルヘッドライトが印象的で、ボディは2シーターと4名乗車可能な2by2の2通り。

 パワートレーンは、L型ファンにとっては残念だったが、過去のモデルから一新して、V型6気筒の2Lターボと3LのNAを採用。その後、84年2月にTバールーフが追加され、85年10月には、改めて直列6気筒DOHCターボエンジンであるRB20DET型を搭載したモデルも加わった。



アルミホイールはBBSのLMで、サイズは9J×17を選択。



リップ、サイド、リアアンダーの各スポイラーは、カミナリのものをチョイスした。リアゲートにあるスポイラーは純正パーツだ。


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フロントフードの下には、3LターボのVG30ET型エンジンが収まる。いったんアクセルを踏み込めば、195psのパワーと31.5kg-mのビッグトルクをフルに体感できるのが、Zの醍醐味であるといえるだろう。

ハチマルヒーロー 2009年 05月号 vol.11(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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